misericordiaのデザイナー、Aurelyen
彼の手掛けるグラフィックプリントは、
現代社会に対する彼の思いや問題提起をはじめ、
misericordiaのアイテムの全てを生産している
南米、ペルーの現状を
ファッションを通して世界中に訴え続けています。
描かれているものデザイン
書かれているメッセージ
そのひとつひとつが着用している
その人の見解や価値観を示す。
Tシャツやスエットという使いやすいアイテムだからこそ
その一枚を選ぶとき、身につけるとき
オーレリアンの込めた思いに、
ぜひ目を向けてみて下さい。
火炎瓶をモチーフにしたこのデザインは
ペルーのスラム街から想起し、デザインされています。
こういった“危険”とされている通りや地域から
オーレリアンは多くのことを学び、経験したそうです。
このデザインの手首下のリボンに書いてある
'no mas utopia'
misericordiaのプリントに、よく書いてある
文章なのですが、意味を知っていますか?
スペイン語なのですが、直訳すると
「no more utopia=ユートピアはもうない」という意味になります。
なんだか、少し悲しげな一文ですが
私は、オーレリアンは悲観的な意味ではなく
貧しく、厳しい環境下でも、そこに住む人にとっては
そこが最高のユートピアであり、
ものの豊かさではない、本当の意味の豊かさがLimaにはある
だから、以上に素晴らしいユートピアはない
ということをこの文で伝えたかったような気がします。
歴史も深く、魅力的な地ペルー
一生に一度は、訪れてみたいな、と
オーレリアンのデザインした服たちを見ていると思いました。
グラフィックデザインの他にも
独特のカラーリングとシルエットが綺麗なコットンニット。
ペルーのアルパカの毛を使った防寒性抜群のニットもあります。
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